ASSET事業とは
ASSET制度の概要
ASSET事業の新規募集は令和2年度に終了しました。
ASSET事業とは
ASSET事業(先進対策の効率的実施によるCO₂排出量大幅削減事業設備補助事業(Advanced technologies promotion Subsidy Scheme with Emission reduction Targets))とは、CO₂排出量の増加が著しい業務部門や、全部門に占めるCO₂排出量の割合が最大の産業部門において、先進的な設備導入と運用改善を促進するとともに、市場メカニズムを活用することで、CO₂排出量大幅削減を効率的に図る制度です。
本制度は、以下の3つをセットにすることにより、費用効率的かつ確実な削減を実現するという特徴を有しています。
- 先進的な温室効果ガス排出抑制設備を含めた設備導入に対する補助。
- 削減目標量あたりの補助額が小さい、費用対効果の高い事業から採択(リバースオークション方式による採択)。
- 削減目標量を超過達成した場合には、排出枠を他の参加者等に売却できる。一方、未達成の場合には、排出枠を購入して目標を遵守することが必要。
なお、本制度では排出量の算定結果等の信頼性を確保するため、国際的な基準(ISO14064-1)に準拠した制度設計を行っています。また、本制度で検証を行う検証機関は、「温室効果ガスに関する妥当性確認・検証機関」に対する要求事項を規定した国際規格であるISO14065の認定を受けていることが要件となっております。
ASSET制度の概要
ASSET事業を活用した設備導入事例
『エネルギー対策特別会計補助事業 活用事例集(2018年度)』PDF387KBに、ASSET事業による設備導入事例が紹介されました。